
給湯器の種類とは?選び方のポイントを解説
新築やリフォームをする際に検討したいのが給湯器です。一般的なガス給湯器だけでなく、その種類は多岐にわたります。そして、どのような給湯器を設置するかによって、日々の使い勝手や光熱費が変わってきます。ここでは給湯器の種類と、それぞれの特徴から選び方についてご紹介しますので、給湯器を検討している方はぜひ参考にしてください。
ガス給湯器
ガス給湯器は、台所や浴室といった場所に設置されることが多い給湯器です。給湯能力が高く、故障が少ないため、もっとも普及率が高い給湯器になります。
給湯の仕組み
ガスを使用して、水を流したパイプをバーナーで加熱することによって、水の温度を上げてお湯にする仕組みになっています。ガス給湯器は「従来のガス給湯器」と「エコジョーズ」の2種類に大きく分けられます。
この2つの違いは、お湯を作るときに排出される排熱の使い方の違いです。エコジョーズはこの廃熱を再利用して、さらに効率的にお湯を作る仕組みを採用しており、ガスの使用量を約10%削減することが可能です。
石油給湯器
石油給湯器は、東日本を中心に多く設置されている給湯器です。維持管理費が低く、給湯能力が高いため、とくに寒冷地では普及率が高い給湯器になります。
給湯の仕組み
石油給湯器は、灯油を燃焼させることで水をお湯に変える給湯器になります。パイプを流れる水を加熱してお湯にする瞬間式と、熱交換器での加熱によって水をお湯にする貯湯式の2種類があります。
電気温水器
電気温水器は、電熱ヒーター、または熱交換器を使うものの2種類に分けられます。標準の貯湯型は、電気料金が安くなる夜間にお湯を作ることで光熱費を削減することができます。
給湯の仕組み
電気温水器は、積層沸き上げ式と対流沸き上げ式の2種類の方式があります。積層沸き上げ式は、必要な量だけ効率よくお湯を作ることができる仕組みです。
また、対流沸き上げ式は、タンク容量が大きいため、大容量のお湯を使用することができますが、給湯までの時間が長くなるデメリットがあります。
機能
給湯器は、各タイプがもつ機能によって下記の4種類に分けることができます。
フルオート
お湯張りから追い炊き、足し湯といった便利な機能をボタン一つですべて自動で行うことができます。
オート
お湯張りや追い炊き、保温といった機能はありますが、足し湯機能がないため、人数が少ない家庭向けです。
標準
追い焚きや保温といった、上記2つにある機能が備えられています。しかし、音声通知はあるものの、湯張りを手動で止める必要があります。
給湯専用
給湯専用器になるため、追い焚きや保温機能がありません。最低限の機能のみ備えられており、構造がシンプルということから、故障するリスクが最も低いタイプになります。
選び方のポイント
交換するにあたって、基本的にはすでに設置されているものと同様の設置方法、種類を選択する必要があります。確認する項目をステップごとに分けてご紹介しますので、まずは交換する前に自宅に設置されている給湯器を確認しましょう。
設置タイプを確認
今住んでいるのが戸建てかマンションかによって、給湯器の設置タイプが異なります。
戸建て
壁掛けタイプ、据え置きタイプ、浴槽隣接タイプの3種類があります。壁掛けタイプは、外壁に固定されているタイプです。据え置きタイプは、浴室や台所近くの屋外の地面に設置されているタイプになります。
また、浴槽隣接タイプは屋外の地面に設置されている点では、据え置きタイプと同じですが、据え置きタイプの配管が給湯器側面から接続されているのに対し、浴槽隣接タイプは、給湯器の側面と背面の両方から配管が接続されています。
また、バスタブ内にある給水口の数でも見分けることが可能です。据え置き・浴槽隣接タイプは、専用部品を用いることで互換性があるのも特徴です。
マンション
大きく分けて、壁掛けタイプ、PSタイプの2種類があり、さらにPSタイプには標準設置、扉内設置タイプがあります。壁掛けタイプは、ベランダの壁に固定されているタイプになります。
PS標準設置タイプは、玄関脇にあるシャフト、またはパイプスペース内に設置されており、給湯器本体が視認できます。また、PS扉内設置タイプは、PS標準設置タイプと同じ場所に設置されますが、給湯器本体を扉で覆うため、外側から見えないタイプになります。
給湯能力(号数)を確認
給湯器の号数は、主に5種類あります。
10号:1箇所での給湯用
16号:冬場の2箇所同時給湯には容量不足
20号:2箇所同時使用が可能、年に数回は容量不足を感じることも
24号:2箇所で同時に給湯をしても問題なく利用可能
32号:3箇所での同時使用が可能
給湯器本体に貼られているシールの品番を確認することで、号数を調べることができます。基本的には、使用時に湯量不足といった不便を感じたことがなければ、同じ号数を選びましょう。
不便を感じている場合には「同時に何箇所でお湯を使用するか」という基準で選びましょう。また、とくに寒冷地の冬場は水温が低く、夏場以上にお湯を作るエネルギーが必要になります。
そのため、寒冷地に住んでいる方は、一つ上の号数を選択するのがおすすめです。家族の人数で号数を検討する場合には、単身世帯は16号、2人家族は20号、4人家族は24号が一般的な目安になります。
給湯器の種類を確認
給湯器の種類は「追い炊き機能がある」「追い炊き機能がない」に分けられます。追い炊き機能があるものは、床暖房や浴室乾燥機の有無で「ふろ給湯器」と「給湯暖房熱源機」にさらに分けることができます。
また、追い炊き機能がないものは、蛇口からお湯を出すのみを行う「給湯専用」と、それに加えて湯張りまで行う「高温水供給型」があります。交換する際に、基本的には給湯器の種類は変更することができないため、現状と同じ種類のものを選ぶようにしましょう。
タイプを確認
追い焚き機能つきの給湯器は「オートタイプ」「フルオートタイプ」の2種類から選択できます。フルオートタイプを使っている場合、オートタイプに交換してしまうと、今まで自動で行っていたものが手動になってしまうため、フルオートタイプへの交換がおすすめです。
給湯器には、その特徴や機能に応じてさまざまな種類があります。交換を検討する場合には、すでに設置されている給湯器の種類やタイプを確認する必要があります。この記事を参考に、使用頻度や使用箇所数に合った最適な給湯器を選択してください。

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