
ガス給湯器は壁掛け型と据え置き型どちらがおすすめ?
家を建てたりリフォームしたりする際に、ガス給湯器をどうするか悩んでいる方もいるかと思います。給湯器には主に壁掛け型と据え置き型の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。今回はガス給湯器の壁掛け型と据え置き型のメリット・デメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。
壁掛け型のガス給湯器を選ぶメリット・デメリット
壁掛け型のガス給湯器は、壁にネジで固定するタイプのものです。戸建て住宅の場合、屋外に給湯器が取り付けられるケースが多いです。もっとも主流なタイプの給湯器といっていいでしょう。
給湯器の下に配管がついています。大きさは多種多様であり、50cmほどの大きさのものもあれば30cm以下のスリムなタイプも存在します。壁掛け型のメリットとして、狭いスペースにも設置しやすいことがあげられるのです。
設置できる高さや場所をある程度自由に決められるうえ、給湯器の下にも空間ができてそこを有効活用できるのです。また、高い箇所に設置することで浸水などの水害時に給湯器が水没するリスクを減らせます。流通が多く、万が一、故障した際にも部品の取り寄せや修理が簡単な点も魅力的です。
壁掛け型のデメリット
壁掛け型は取り付ける位置をある程度自由に決められますが、あまり高い位置につけると上部の掃除がしにくいというデメリットがあります。給湯器にゴミやほこりがたまったままになると、それが内部に入り込み故障の原因になる可能性があるので注意してください。長い柄のハンディタイプのホコリ取りを使うなどの対策が必要です。
また、給湯器本体はかなり重さのある機器になります。壁に穴を空けて設置するため、壁に負担がかかることを覚えておきましょう。大きな地震が起きた際には、給湯器の落下や壁の破損といったトラブルが発生する恐れも。
壁につけて稼働するため、給湯時の振動や稼働音が家の中まで聞こえてくることもあります。リビングや寝室など、休む場所からは遠いところへ設置するのがおすすめです。
据え置き型のガス給湯器を選ぶメリット・デメリット
据え置き型とは、専用の据置台を設置しその上に取り付けるタイプの給湯器です。地面に直接置くのではなく、コンクリート製やブロックタイプの台の上に設置され、給湯器の下ではなく側面から配管が出ているという特徴があります。
給湯器本体が低い位置にあることから、普段の掃除を簡単に行うことが可能です。また、壁に穴を空けたり重たい給湯器を設置したりする必要がなく家が傷みません。
本体が落下してくる危険性もないため、怪我するリスクを低く抑えられます。地下水や井戸水に対応できる貯湯タイプがあるのも、据え置き型給湯器のメリットの1つです。
据え置き型のデメリット
据え置き型の給湯器は設置するためにある程度のスペースを確保しなくてはいけません。サイズが大きい傾向があり、さらに据置台の分の場所も必要です。この場所に起きたいと考えても充分な設置スペースが確保できず、思った場所に置けないということもあるので注意してください。
また、壁掛け型に比べると修理の時に手間がかかります。その大きさから運び出しや修理が困難であり、即日対応できないというケースもあるので覚えておきましょう。
結局、壁掛け型と据え置き型どちらを選ぶべき?
壁掛け型と据え置き型のメリットとデメリットを紹介しました。どちらを選ぶべきか悩んでいる方に、それぞれおすすめのケースを説明します。壁掛け型はサイズがコンパクトなので空間を有効活用したい方や、設置したい場所があまり広くない方にぴったりといえます。
設置台が要らないので敷地が狭いアパートやマンションにも容易に設置可能です。また、家の近くに海や川がある場合、氾濫などの水害によって浸水の危険性がより低い壁掛け型を選ぶとよいでしょう。メンテナンスもしやすいため、万が一の際に不安や不便を抱えたくない方にも向いています。
据え置き型はこんな人におすすめ
家の敷地が広く充分なスペースが確保できる場合、据え置き型を選んでも差し支えありません。壁を傷めたり地震時に落下したりすることもないため、どんな人にとっても安心して使える点が魅力的です。
家の壁の素材によっては振動を拾いやすいものもあり、家の中がうるさくなってしまうことも。家の構造や間取りによっては、どこに給湯器を設置しても音が気になるかもしれません。そういった心配がある方は据え置き型の給湯器を選んでください。
それぞれのタイプに変更可能
費用や必要なスペースの確保といった課題はありますが、一方のタイプからもう一方のタイプに給湯器を変更することも可能です。選んだほうのデメリットを感じるのであれば、業者と相談してもう片方の給湯器への変更を検討しましょう。
まとめ
ガス給湯器の壁掛け型と据え置き型の特徴について説明しました。流通が多くデッドスペースをうまく使える壁掛け型と、壁を傷めなくても設置できる据え置き型、それぞれメリットとデメリットが異なります。設置する場所や自分が優先したいポイントを考え、より適したほうを選択してください。

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